2025/04/15
いつまで経っても腹筋が入りづらい人へについて
腹筋が強いとか弱いとか、使えるとか使えないとか言いますが、腹筋の役割は基本肋骨に力を伝えて背骨を丸めることにあります
背骨を丸めたら腹筋は勝手に入ります
腹筋が力が入りにくい、負荷に耐えられないとなった時に次に考えられのは、前鋸筋という脇腹にある筋肉です。
前鋸筋は体幹と腕を繋いでくれている筋肉。前鋸筋に力が入ると前鋸筋に近い外腹斜筋にも力が入ります
腹筋に力が入りづらい人の理由として
普段から反り腰で腰椎を過伸展して固まってしまっていることは考えられます
とはいえ、それだけかというと僕は股関節の靭帯の緩さ、関節の弛緩性も大きく影響しているのではないかと考えられます
靭帯というのは骨と骨を繋ぎ止めてくれるもの。硬いゴム状の性質もあって骨が動き過ぎないようにコントロールしてくれるかなり重要な組織です
関節の静的な安定性は靭帯が作ってくれます。関節の安定性があるからこそ筋肉の収縮する力が骨に伝わり動きが生まれるのです。
靭帯が緩いとその安定性が確保されないため他の筋肉で支える必要があります
それをしてくれるのがお尻の深層筋や内転筋、腸腰筋などにあります
つまり、腹筋を使えるようにするには関節の安定性を出すためにお尻の深層筋や内転筋、腸腰筋を使えるようにエクササイズや体の歪みを整える必要があります。