2024/03/01
椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にある椎間板の1部が飛び出して神経にあたり
「手足の痛みや痺れ」などの症状が出る病気です。
椎間板は背骨の骨と骨の間のクッションのようなもので椎間板のおかげで背骨が
しなやかに動く事ができます。
背骨の後ろ側には、「脊柱管」という骨に囲まれた空間があり
この中には脳と手足を繋ぐ神経が通っています。
ここに椎間板が飛び出して神経が飛び出して神経が押されると、その神経が伸びていった先の手足で「痛み」「痺れ」「動かしにくい」といった症状が出てくるわけです。
首のヘルニアでは、主に上記の様な症状が出ますがヘルニアの場所によって痛みや痺れが出る場所は違います。
例えば首筋や肩甲骨のあたりが痛くなる事もあるでしょう。
「足が痺れる」「歩きにくい」といった症状が出ることも。
また腰のヘルニアでは主にお尻や足に同様の症状が出ます。
痛みや痺れは下半身のどこにでも出る可能性がありますが特にお尻から太ももの裏側の痛みは
「坐骨神経痛」と呼ばれ腰のヘルニアの代表的な症状です。
さらに手足の症状が出る前に首や腰だけが痛かったり急に症状が出る事もあれば
徐々に出る事もあります。
首のヘルニアでも腰のヘルニアでも神経が強く押されている場合には
おしっこやお通じが「出にくい」「漏れてしまう」という症状が出る事もあり
これらは「脊柱管狭窄症」でも起こるので症状だけでは区別がつかないことも多いです。
ヘルニアでお困りの方はご相談ください。