2024/03/14
肩甲間部のコリ症状について解説していきたいと思います。
最近では、コロナ渦ということもあり職場のデスクのように整った環境ではなく
自宅でデスクワークをする方が増えていますよね。
そういった事もあり肩甲間の間が凝るといった症状を訴える方がお越しになられる機会が増えたのではないでしょうか。
そういった症状を訴える患者様の肩甲間部をほぐしたり肩甲骨の動きが悪いからといって
肩甲骨を動かす事が多いですが、一時的には楽にはなるけど、また症状が戻ってしまうというケースが多いです。
ただ、闇雲に肩甲骨を動かすことで慢性化させてしまうことがあるので注意が必要です。
どういうことかと言いますとデスクワークになりますと、猫背姿勢になられている方が多いと思います。
猫背姿勢になっているということは、肩甲骨外転位+胸椎の可動域制限といった状態になっている事が多いですね。
胸椎の可動域制限が起きてしまっているため手を前に伸ばすといった上肢を動かす際に脊椎の
回旋運動が上手く使えずに肩甲骨の過度の外転をしてしまいます。
過度の外転に対して肩甲骨を内転させる筋肉が頑張って収縮しようとして緊張が高くなる事で
肩甲間部にコリといった症状に繋がるわけです。
こういった方に対して、肩甲骨外転を促すような施術をすると
余計に悪くなるのは分かりますよね。
大切なのは、胸椎の可動性を促すことによって肩甲骨をスムーズに動かせるっていう事が重要です
肩甲骨周りの痛みやコリで困っている方はご相談下さい。