睡眠不足は肥満と糖尿病を招く

 

1日の睡眠時間は何時間ですか?

日本人の平均睡眠時間は7時間未満と言われています。
また20%の人が目覚めが悪い。
35%の人が睡眠の質に関して「悪い」「良くも悪くもない」と答えています。
睡眠時間が7時間未満の人は7時間以上の人と比べて糖尿病のリスクは30%も増えると言われています。
睡眠時間が短くなると、「レプチン」という食欲を抑制するホルモンの分泌が低下して、代わりに「グレリン」という食欲を増進するホルモンの分泌が活発になります。
・食べ過ぎや飲み過ぎ(過食が進む)
・エネルギー不足と疲労
・甘いものが欲しくなる
・午後になるとエネルギーが切れる
といったことがおきます。
血糖値をコントロールするインスリンが分泌されていても、その働きが悪い(効きが悪い)ことを「インスリン抵抗性」と言います。
睡眠時間が短いとインスリン抵抗性が起こります。また睡眠時間が短いと交感神経が過剰に興奮し糖質コルチロイドや成長ホルモンの分泌が刺激され血糖値が上昇します。
メラトニンは糖の代謝を改善させるホルモンでもありますが睡眠不足はメラトニン分泌を抑制し血糖のコントロールを悪化させます。
つまり、睡眠時間が短いと食欲増えるし血糖値が上がるし上がった血糖値をコントロールしてくれないしで1日中高血糖の状態が続くことになります。
睡眠時間が短いと糖尿病になりやすいし太りやすい条件が揃うということです!

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